ト ッ プ 御 挨 拶 診療案内 医師紹介 交通案内 お知らせ トピックス 健康講座

医療相談

リンク集 求人案内 研究業績

BMP6195.gif      秋のアレルギー            

                              (文責:宮下和也)

   お盆を過ぎますと、ブタクサ・ヨモギなどの花粉が飛び始めます。また、ダニは梅雨から
夏にかけて繁殖しますので、死骸も含めますと、秋口が、ダニアレルゲンの最盛期になります。

   Mさんも、秋口のアレルギーに悩む一人です。毎年、8月下旬には、くしゃみ・鼻水・せきが
出始め、目も充血し、夜間から早朝の喘鳴も加わって、9月に来院します。

   アレルギー性鼻炎にはステロイドの点鼻薬は一般的に奏功しますし、成人の気管支喘息では
ステロイドの吸入が治療の基本ですが、授乳中のため使いたくないという本人の希望です。

   そこで、Mさんには、漢方薬を使ってみることにしました。比較的がっしりした体つきで、
声に張りがあります。脈は少し浮いていて、みずおちを押すとポチャポチャ音がします。
小青龍湯(しょうせいりゅうとう)を処方し、気管支拡張薬と抗アレルギー薬の点眼薬を併用
しましたところ、その季節を乗り切ることが出来ました。

   Mさんの場合はこのような治療になりましたが、毎年同じ時期に症状が悪化する場合には、
症状の出る2週間ほど前から、予防的な治療をしっかりと行なうと良いでしょう。

   具体的には、抗アレルギー薬・テオフィリン薬の内服や吸入療法(ステロイドやクロモグリク)
を行ないます。また、外出時はマスクや眼鏡を着用し、帰宅したらうがい・洗顔・洗髪することや、
室内や寝具に掃除機をかけてダニや花粉を除去することも大切です。