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BMP6195.gif     肺炎球菌ワクチン

                        (文責:宮下和也)

  感染症の最良の治療は、予防です。

  今年もインフルエンザの予防接種の時期が近づいて来ました。インフルエンザワクチン
重要性は周知の通りですが、
肺炎球菌ワクチンを御存知の方はまだ少ないようです。

  肺炎球菌は、その名の通り肺炎を引き起こす代表的な細菌です。肺炎のみならず、咽頭炎や
気管支炎・副鼻腔炎・中耳炎等の主要な原因になります。高齢者や乳幼児、脾摘後の人、慢性
呼吸器疾患(気管支喘息や肺気腫など)・心臓病・腎臓病・糖尿病・肝臓病などの基礎疾患がある
方は重症化しやすく、しばしば入院治療を要します。

  従来は抗生物質が奏効していましたが、最近、ペニシリン耐性肺炎球菌PRSPと呼ばれる、
多剤耐性の肺炎球菌が蔓延しており、治療に難渋する場合が増えています。感染してから治療
するよりも、感染しないように予防することが大変重要なのです。

  肺炎球菌には多くの種類がありますが、その中で感染する頻度の高い23種類を選んで、
ワクチンが作られています。副反応は、他の不活化ワクチンと同程度ですが、インフルエンザ
ワクチンとは異なり、1度接種しますと、約5〜6年間は効果が続きます。

  インフルエンザワクチンとの投与間隔は1週間以上あければ可能です。また、2歳以上で
あれば、受けられます。

  冬期はインフルエンザ以外にも、RSウイルスなどのウイルス感染症が流行し、細菌感染症を
合併する頻度も上がります。65歳以上の高齢者や基礎疾患のある方など、ハイリスクの方は、
インフルエンザワクチンと共に、肺炎球菌ワクチンの接種を受けることが望ましいでしょう。