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BMP6195.gif      健康食品による健康被害

                    (文責:宮下和也)

  中国製ダイエット商品による甲状腺障害・肝障害・死亡が多発しています。2002年7月21日
までに以下の8商品名が公表されました。減肥膠嚢、繊之素膠嚢、オロチンチャス(茶素膠嚢)、
軽身楽牌減肥膠嚢、SITING、美麗痩身、チャレンジ・フォーティーワン、茶素減肥。これらからは、
動物の甲状腺末や食欲抑制剤フェンフルラミンが検出されていますが、成分表示されていません。
繊之素膠嚢は、以前から甲状腺障害患者が出ており、厚生労働省が監視の強化を指示していました。
フェンフルラミンは、心臓弁膜症や肺高血圧症という重い副作用のため、国内では1996年に輸入・
販売が規制、米国では1997年に販売が禁止されています。

  同様の商品が、別名でも販売されています。シンガポールではスリム10、中国では清脂素など
複数のダイエット商品による健康障害・死亡が報道されています。茶素膠嚢は、国内の複数の業者
によって別名で販売されていたことも明らかになっています。

  ほかにも、中国製健康食品などによる被害が多数報告されています。アリストロキア酸を含有する
中国製ダイエット商品による腎不全がヨーロッパなどで多発、日本でもアトピー治療で中国製漢方薬が
使用され腎不全。糖尿病に効果をうたった中国製漢方薬に、鉛が混入、また、医師の処方が必要な経口
血糖降下薬が混入し低血糖で死亡。アトピー治療の皮炎霜という中国製軟膏に強力なステロイド含有など。

  健康食品といえども、作用があれば、副作用もあり得ます。

「1ヶ月で○kgダウン」「食事制限不要」「漢方だから安心」などの甘い言葉には十分注意し、安全性が
不確実なものには手を出さないようにしたいものです。