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BMP6195.gif    妊娠前の予防接種

                                                   (文責:宮下和也)

Q 近い将来妊娠希望です。済ませておく方が良い予防接種について
教えてください。                 (27歳女性)

A 妊娠中に罹患した場合、重症化・流産・死産・奇形など、母体および
胎児に重大な影響を及ぼす可能性がある感染症は複数あります。
風疹・麻疹・
水痘などが代表的ですが、おたふくかぜインフルエンザなども、妊娠中は
重篤化する危険性があります。

風疹・麻疹は定期接種が行われていますが、接種漏れも少なくありません。
水痘やおたふくかぜは定期接種に入っていません。また、予防接種を受けても、
年数が経過すると共に免疫効果が弱まる可能性があります。また、感染の既往
があると思っていても、類似の症状の別の病気と勘違いしている場合も少なく
ありません。

ですから、妊娠前には、女性のみならず、男性も一緒に、これらの感染症について
抗体価を測定し、感染防御に十分な免疫があるかどうかを確認し、十分な免疫が
ない場合には、予防接種を受けることが望ましいと考えられます。

風疹・麻疹・水痘・おたふくかぜのワクチンは、いずれも生ワクチンですので、
接種の1ヵ月前から接種2ヵ月後までは避妊が必要です。インフルエンザワクチンは
不活化ワクチンですので、妊娠中でも特に支障なく接種できます。

なお、昭和50年から52年生まれの方は、ポリオの抗体価が低く、ワクチン接種が奨め
られています。ポリオワクチンも生ワクチンですので、妊娠前に接種を済ませましょう。